眼差しグラフィティー #4
- 2009 01/12 (Mon)
ガタン ガタン
「始発、来たよ」
ユサユサ、と肩を揺すられる。
「ホラ・・・これから家帰って、また学校いかなきゃいけないんだから」
寝惚けたまぶたをうっすらと開く。
朝日・・・か?
光で視線が遮られる。
目元を擦って、ぼんやりと正面を見る。
「起きて、岩本君・・・」
左手で髪をを上げた神崎が、優しい声をかけてくれている。
朝日に映える黒髪は、宇宙の色を纏った湖面のようだった。
「今日・・・学校行くのたりーなー」
「だめだよサボっちゃ」
「ん・・・」
神崎が腕を引く。
そんな手を離したくなくて言ったオレの冗談は、神崎にはお見通しのようだ。
ぐったりした身体を起こし、オレはホームへ向かう。
神崎の手をぎゅっと握ったまま。
ガタン ガタン
ガタン ガタン
ぱすっ
隣に座った神埼がもたれかかってきた。
耳に心地よい寝息を立てている。
艶やかな髪が、肩に流れている。
「・・・なんだよ。人には起きろとか言ってたクセに・・・」
そんな苦虫を潰したような言葉を出す。
しかし神崎の顔を見つめたオレの顔は、寝起きとは思えないほど柔らかかった。
「ま、寝かしといてやるか・・・」
右肩に重みと幸せを感じながら、始発電車は終着駅を離れていく。
たった一夜の再会に心躍らせた昨晩は、過去のもの。
オレたちは未来に向かって線路を走っていく――
ガヤガヤガヤ
くー くー くー
って・・・いつになったら起きるんだ?
「次は終点――」
明日は見えない。
「始発、来たよ」
ユサユサ、と肩を揺すられる。
「ホラ・・・これから家帰って、また学校いかなきゃいけないんだから」
寝惚けたまぶたをうっすらと開く。
朝日・・・か?
光で視線が遮られる。
目元を擦って、ぼんやりと正面を見る。
「起きて、岩本君・・・」
左手で髪をを上げた神崎が、優しい声をかけてくれている。
朝日に映える黒髪は、宇宙の色を纏った湖面のようだった。
「今日・・・学校行くのたりーなー」
「だめだよサボっちゃ」
「ん・・・」
神崎が腕を引く。
そんな手を離したくなくて言ったオレの冗談は、神崎にはお見通しのようだ。
ぐったりした身体を起こし、オレはホームへ向かう。
神崎の手をぎゅっと握ったまま。
ガタン ガタン
ガタン ガタン
ぱすっ
隣に座った神埼がもたれかかってきた。
耳に心地よい寝息を立てている。
艶やかな髪が、肩に流れている。
「・・・なんだよ。人には起きろとか言ってたクセに・・・」
そんな苦虫を潰したような言葉を出す。
しかし神崎の顔を見つめたオレの顔は、寝起きとは思えないほど柔らかかった。
「ま、寝かしといてやるか・・・」
右肩に重みと幸せを感じながら、始発電車は終着駅を離れていく。
たった一夜の再会に心躍らせた昨晩は、過去のもの。
オレたちは未来に向かって線路を走っていく――
ガヤガヤガヤ
くー くー くー
って・・・いつになったら起きるんだ?
「次は終点――」
明日は見えない。
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Comment
どもです^^
>って・・・いつになったら起きるんだ?
ではわたくしが
やさし〜く起こしてきます。
でもあんまり起きないとボディプレスかますんで
そこんとこ宜しく!
眼差しグラフィティー、これからの展開が楽しみでありますな^^
結構今ほのぼの展開ですからw
おーなんか余韻のある感じでイイですねv
こんな青春してみたかった。。
↓『若気の至り(ry』の記事やばいワロタですw
すばらしい大学ww
あれ?終わったんじゃなかったのか!!
これはプロローグなのか?
とりあえず続きが楽しみだと言っておこう。
待望の続編ですね!
くーくー眠る神崎さんがかわいくて大変です…(かなり個人的に
起こせない気持ちも分かります(≧ω≦)
>.357さん
ボクの、もしくは岩本君の
神崎さんは渡さないよ!
どこの馬の骨……云々
>DAIKIさん
完結しましたよo(^-^)o
次回作をお待ちください。
>咲野さん
若いうちが花といいますが、彼は年老いてもガキだと思います。
>たなさん
続きというかエピローグです。希望があったんで書いてみました。だなら続きはない(^O^)
>都筑さん
ボクも神崎さんにホレました。素敵です。
今度は都筑さん用に伝奇モノも書いてみたいです(力量はない)
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